依頼内容
ビンクスの酒について考察。
目次
ビンクスの酒
ONE PIECEで何度も登場する『ビンクスの酒』
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
尾田先生が自ら作詞した歌で今後も作中で使っていく大切な歌ですとも話されています
本編と歌詞のリンクから沢山の考察がされて来た「ビンクスの酒」ですが私シャーロックも考察してみたいと思います
ちなみに日頃からよくONE PIECE考察者さん達の記事は目にしているのですが今回の私の説は見かけた事はありません
ビンクスの酒は"敗走歌"
まず、私の考察を理解して頂く為に簡単にですが、「ビンクスの酒」についての解釈を述べておきます
私は「ビンクスの酒」は空白の100年の間に海賊達が世界各地を旅して流行らせた敗走歌だと考えています
ちなみにこの海賊達こそがラフテルに莫大な財宝を残したジョイボーイ達でオハラの学者の仮説に出て来た世界政府に滅された「ある巨大な王国」の生き残りだと推測します
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
恐らく国が滅びた事で住む場所を追われ海上へ逃げた民達は後に世界政府と呼ばれる様になる同盟国側から追われ海賊と呼ばれる様になったのは無いでしょうか
そして世界政府から消された空白の100年の間に滅ぼされた国側が真実を後世に残し紡ごうと作られたのが歴史の本文です
歴史の本文が偉大なる航路上にしか無いのも海賊となった民たちが冒険をしながらラフテルまでの航路の各地点に配置していったと考えると筋が通りますね
歴史の本文にはラフテルの場所を示す石と歴史の真実を語る石という二つの役割があります
よってラフテルへの莫大な宝を目的に冒険を続ける現代の海賊たちは赤い歴史の本文を探す旅の中で事で空白の100年についても知る事が出来ると言う訳ですね
ビンクスの酒は子分盃
それでは前置きが長くなりましたが、私の提唱する「ビンクスの酒」にまつわる説について話していきます
まずビンクスの酒とは何か?ですが私は
ビンクスの酒=子分盃
だと考えます
なぜビンクスの酒=子分盃だと考えたのかを説明していきましょう
この説の鍵を握るのはドレスローザ編の最後に登場した"子分盃"です
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
ドレスローザ編でドフラミンゴと共に戦った海賊の代表7人が子分盃を口にする事で「麦わら大船団」が結成されたのは記憶に新しいですがその時の契りに使われたアイテムが「酒」と「盃」です
古くから海賊の世界では同じ酒を盃に移して飲む事で子分になり親分への忠誠を誓うというしきたりがある様です
そしてビンクスの酒は海賊たちの歌
つまり"ビンクスの酒とは海賊の子分盃を指している言葉"だと考察します
とすれば、「ビンクスの酒を届けに行く」という歌詞には「ビンクスの傘下を作りに行く」という意味が込められていると解釈できます
そしてビンクスの酒=子分盃ならばONE PIECE世界ではもう一つ大きな意味を持つと考えました
みなさんも一度、子分盃と口に出してみて下さい
何かに気がつきませんか?
「こぶんさかずき」=「こぶん」+「さかづき」
言葉を分解して文字にすると分かり易いですね!
つまり
「子分盃」=「古文」+「逆月」
と子分盃という言葉自体に二つの言葉が隠されているという事です
古文といえば古代文字の事つまり歴史の本文、そして逆月といえばワノ国編で出て来た逆三日月は反乱を意味する言葉です
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
これでビンクスの酒=歴史の本文であると考えた訳ですが、ではもう一つの隠された言葉"逆月"について考えていきましょう
ビンクスの酒に込められた逆月の意味とは?
ここまでの情報を簡単に整理すると
「ビンクスの酒」には「子分盃」として「歴史の本文」そして「反乱の意志」を届けるという意味が込められていたと考えていきました
そこで歴史の本文が届けられた国は古代文字の解読は出来ずともビンクスの酒の歌詞から滅びた「ある巨大な王国」の意志を受け取り”歴史の本文”を守っていく事を決意したと推測できます
ではもう一つの逆月の反乱の意志についてはどうでしょうか?
この言葉についてはワノ国編で逆三日月が出て来た事からも推察できると思いますが歴史の本文を守る国の人が名前にD(逆月)を入れる事によって紡いで来たのでは無いかと思います
この反乱の意思に共感し世界政府へと牙を向いた人物たちこそが初代"Dの一族"でその思想を持つ様な人物が『天竜人の天敵』と呼ばれているのにも世界中にDの一族が存在する事にも納得できますね
なぜ、そんなに回りくどい事をしたのか?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが後に世界政府として権力を牛耳る同盟国が相手だと歌い継がれる歌詞の中に暗号を入れるという形でしか反乱分子を集める事は出来ないと考えていたと考えます
余談になりますが巨人族のハグワール・D・サウロもDの一族である事から巨人族の国も世界政府に対する反乱の意思を持っていたと思います
ちなみに最後の赤い歴史の本文は巨人族の国"エルバフ"にあると考察しています
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現在、世界のあらゆる国々で打倒世界政府を掲げた革命運動が行われていますが空白の100年でもDの一族たちが革命を起こそうとして失敗したのかも知れません
その時の生き残りのDたちの先祖がルフィやロジャーだと考えると胸熱ですね
まとめ
それでは今回の考察内容をまとめ空白の100年に何が起こったのかを考えていきます
まず、私の「ビンクスの酒」の考察をまとめると
ビンクスの酒
- 滅された巨大な王国の民が国を追われ海賊になり世界中に広めた敗走歌
- ”ビンクスの酒”とは"子分盃"の事で反乱分子を集める事を歌っている
- 子分盃には「古(代)文(字)」+「逆月(D)」の意味も含まれている
以上を踏まえた上で空白の100年を考えるとこうなります
空白の100年
- ある巨大な国が滅ぼされる
↓ - 生き残った民たちは海に逃げ海賊に
↓ - 民たちは冒険しながら「ビンクスの酒」を各地に広める
↓ - 「ビンクスの酒」を聞き巨大な王国側の真意を汲み取った国たちは歴史の本文を守る事を決意
↓ - また、中には名前にDの名を付け加え反乱の意思を示す人物たちが現れた
↓ - Dの名を持つ人物たちは世界政府に戦うも敗北し歴史の彼方に葬られ空白の100年が生まれる
↓ - 再び空白の100年が起きない様に世界政府が樹立される
となりました
シャーロックの独り言
今回はビンクスの酒についての説を考察していきました
ビンクスの酒をアイランドクジラが知っていて聞くと喜ぶという伏線がまだあるのですが、その意味についてはまだいい考察が出来ていないんですよね
あとは歌詞のドラムが「ドラム王国」や「解放のドラム」と関係があるのか無いのかと言う事も気になるポイントではないでしょうか?
もしも何か良い考察がある方はコメントお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ぜひ感想や考察などコメントしていって下さい!
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