みなさんこんにちは
漫画探偵"シャーロック"です!
今回はハイキューの作者でもある古舘春一先生の漫画「詭弁学派四ツ谷先輩の怪談」について話していきたいと思います
目次
「詭弁学派四ツ谷先輩の怪談」
(引用:詭弁学派四ツ谷先輩の怪談/古舘春一/集英社)
情報
タイトル | 詭弁学派四ツ谷先輩の怪談 |
作者 | 古舘春一 |
話数 | 全18話 |
ジャンル | 学園ホラー漫画 |
連載期間 | 2010年3月1日~7月5日 |
掲載号 | WJ2010年13号~31号 |
あらすじ
ヒロインの中島真の学校には奇妙な噂が存在する
この学校には怪しい事件や怪奇現象のことは何でも解決してくれる幻の生徒「四ツ谷先輩」
真は親友の弥生ヒナノの失踪をきっかけにそんな「四ツ谷先輩」に出会う
四ツ谷先輩に悲鳴を気に入られてしまった真は四ツ谷先輩の目的である「最恐の怪談」創りに巻き込まれていく
登場人物
四ツ谷先輩
(引用:詭弁学派四ツ谷先輩の怪談/古舘春一/集英社)
本名:四ッ谷文太郎(よつやぶんたろう) |
年齢:不詳(10代なのかそうで無いのかも不明) |
身長:181cm |
趣味:お昼寝、読書(漫画含む) |
好物:怪談、悲鳴、飲むおしるこ |
おにぎりの具といえば:たらこ |
本作の主人公。普段は学校の屋上に巣食っており「学校の都市伝説」となっている。
巧みな話術と演出で怪奇現象から怪談を作り出し問題を解決する。
「最恐の怪談」創りの為に学校に止まり続けている為、実年齢は不詳。
なお中学での「最恐の怪談」を創り終えると拠点を高校に移した。
四ツ谷先輩の作った七不思議
- 「人間になりたいミカちゃん人形」
- 「旧校舎のかくれんぼ」
- 「呼子桜」
- 「十増間さん」
- 「児躯履さん」
- 「髪切りヨウコさん」
- 「狐狗狸さん」
※なお学生間の中では四ツ谷先輩の噂が残り続けた為、七不思議+1として四ツ谷先輩も怪談となっている
中島真
(引用:詭弁学派四ツ谷先輩の怪談/古舘春一/集英社)
名前:中島真 |
別名:十増間加奈子(とましまかなこ) |
年齢:14歳(中学2年生) |
身長:152cm |
得意科目:体育 |
好物:スパゲッティーナポリタン・やきにく |
部活:バレーボール部 |
おにぎりの具といえば:シーチキンマヨネーズ |
本作のヒロイン。親友を助ける為に四ツ谷先輩の元を訪れその悲鳴の良さをかわれ「聞き手」に任命された。
以降、怪談創りに協力し四ツ谷先輩の相棒のような存在となる。
くまきち
(引用:詭弁学派四ツ谷先輩の怪談/古舘春一/集英社)
名前:くまきち |
年齢:不詳(3年前から学校に住みついている迷い犬) |
性別:オス |
趣味:ホネっこ隠し |
好物:食べられるもの全部 |
備考:作中で尻の穴を晒して良いのは彼だけ |
本作のマスコット。かわいい。
弥生ヒナノ
(引用:詭弁学派四ツ谷先輩の怪談/古舘春一/集英社)
名前:弥生ヒナノ(やよいひなの) |
年齢:14歳(中学2年生) |
身長:156cm |
得意科目:数学・英語・音楽 |
好物:抹茶アイス |
おにぎりの具といえば:こんぶ |
真の親友。怪談「旧校舎のかくれんぼ」の事件で軟禁されていた所を四ツ谷先輩により救出された。
小町ゆき
(引用:詭弁学派四ツ谷先輩の怪談/古舘春一/集英社)
名前:小町ゆき(こまちゆき) |
年齢:25歳 |
身長:168cm |
職業:中学教員 |
担当科目:英語 |
趣味:おさんぽ・ガーデニング・料理 |
おにぎりの具といえば:野沢菜 |
真の中学の教師。「髪切りヨウコさん」の事件により誘拐されるも四ツ谷先輩により助けられる。
品茂孝介
(引用:詭弁学派四ツ谷先輩の怪談/古舘春一/集英社)
名前:品茂孝介(しなもこうすけ) |
年齢:28歳 |
身長:180cm(本当は179.8cm) |
職業:中学教員 |
趣味:スポーツ |
生徒間でのアダ名:シナモン・アゴ・真ん中分け・メガネアゴ・まゆ毛アゴ・ago(あごー) |
真の中学の教師。四ツ谷先輩の机を撤去しようとした為、四ツ谷先輩の怪談の餌食となり、以降は協力的になった。
工藤忠信
(引用:詭弁学派四ツ谷先輩の怪談/古舘春一/集英社)
名前:工藤忠信(くどうただのぶ) |
年齢:26歳 |
身長:174cm |
職業:スクールカウンセラー |
趣味:スポーツ |
おにぎりの具といえば:「それ以前に稲荷寿司派なんで」 |
真の中学のスクールカウンセラー。カウンセリング中に生徒に暗示をかけ「狐狗狸さん」の事件を引き起こした。
キツネみたいなイケメンであることから「キツメン」と呼ばれている。
意外と根に持つタイプ。
詭弁学派四ツ谷先輩の怪談の思い出
いや〜四ツ谷先輩ってもう10年前の作品なんですね!
通りで懐かしい訳ですよ!
僕はリアルタイムで四ツ谷先輩を追っていました
当時の僕はまだ小学生だったので本気でビビリながらも等身大でこの作品を楽しめた気がします
また作中での怪談である児躯履のことはずっと鮮明に覚えていて高校生まではあたかもオリジナルの怪談話のように使ってました
それくらい記憶に残るくらいインパクトの強いお話だったと思います
正直かなり好きな作品だっただけに終わってしまったのは残念でしたがみなさんもご存知の通り古舘先生はこの作品の後にハイキュー!!を大ヒットさせます
ハイキューが始まった時て四ッ谷先輩の作者!と同じだと気づいた時の嬉しさは今でも覚えています
全く関係ないのに何故か誇らしげになってしまいました
実はハイキューに影響されて中学バレー部に所属していた僕ですがそう言えば僕の学生時代の根幹には「四ツ谷先輩」と「ハイキュー」がかなり関わっているかも知れません笑
打ち切り理由の考察
個人的な意見ですがこれから何故四ツ谷先輩の怪談が打ち切られてしまったのかについて考察していきたいと思います
まずみなさんに知っておいて欲しいのは1話の時点で身体に不自由のある方やそのご家族たちに配慮に欠けた表現があったことです
もちろん古舘先生に悪意がなかったはずですがジャンプは少年誌ですのでもしまだ分別のつかない子供たちに影響を与え人に一生消えない傷を与えてしまうかも知れません
そしてそのことについて紙面でもキチンとお詫びが書いてありました
僕は子供ながらにその紙面を見てジャンプってすごく影響力があるんだよなと考えさせられました
しかし正直僕はこのことと四ツ谷先輩の打ち切りの因果関係は皆無だと思っています
これはジャンプの編集者さんたちのミスでもありますし
ではなぜ四ツ谷先輩が打ち切られたのかと言うと話に問題があったと思います
何か怪奇現象が起きて四ツ谷先輩が怪談に変えることでその謎を解いていくというのが話の大筋なのですがやはり何度も続けていく内に飽きられてしまったではないかな?と思います
もちろんキャラクターも魅力的でしたし怪談も創りこまれていました
しかしそれだけではジャンプでは通用しないということなのですかね?
でもこの四ツ谷先輩での経験が古舘先生に次回作「ハイキュー!!」の大ヒットにつながったと思います!
そしてやはりラストがすごく面白い!
大人になった今でも毎回ラストで鳥肌がビンビンたってしまうんですよ!
皆さんももし機会があれば読み返してみては?
それでは「聞き手」の皆さん最後までご清聴ありがとうございました
「詭弁学派四ツ谷先輩の怪談」についての記事
これにてお了い。
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