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【ジャンプ新連載初読感想#11】『キルアオ』の初読感想!

今回は週刊少年ジャンプ2023年20号から始まった新連載『キルアオ』の初読感想です

シャーロック
『黒子のバスケ』の藤巻先生が描くアサシン学園コメディ!

あらすじ

キルアオ

(引用:週刊少年ジャンプ2023年20号/集英社)

最強の殺し屋”大狼 十三おおがみ じゅうぞう”は、ある殺し屋の仕事を行った後、現場からついて来た蜂に首元を刺され気を失う。

ベッドの上で意識を取り戻した大狼だったが、目の前には大狼の所属する暗殺組織Z.O.Oの科学部門で、チーフを務める元妻の瑛里の姿が!

瑛里の指示で鏡で自分の顔を確認した大狼の目に映ったものは、普段の渋い中年とはかけ離れた、12~13歳くらいの頃の自分の顔だった…

感想

それでは『アオキル』の感想を語っていきます

今年始まった新連載の中では、今の所、一番面白かったです!

良かった点

それでは、良かった点からレビューします

良かった点はバトルアクションと絵の相性です!

『黒子のバスケ』の連載期間中に画力が向上し続け、画力に定評のある藤巻先生ですが、今回の『アオキル』でのバトルアクションも良かったです!

藤巻先生の絵は、見やすいので、アクションでのキャラの動作がよく分かりました。過去にバスケ漫画を描いている経験が活きてますよね。

個人的に「主人公が、スマートにスタイリッシュに敵を倒す!」というアクションを大ゴマで決めてくれた所のは大好物です!

藤巻先生は、色んなタイプのイケメンを描けますから今後も期待してしまいますね。

あとは、「メガネをかけた中学生男子の中身が中年の渋いおっさん。」というキャラ設定は、とても良かったと思います。

小卒の中年が中学校に通い、学業を学び直し感激していた姿は大神が純粋で良い奴だと読者に分かりやすく提示していて、連載経験作家のテクニックを感じましたね

今後も「周りの中学生と大狼のギャップ」みたいなのを端々に挟んでくれると、大狼の主人公としてのキャラが引き立つのではないでしょうか?

悪かった点

悪かった部分ですが、ギャグがスベっている点です

ギャグをどう感じるか。勿論、個人差はありますが、明らかにウケを狙いに言ってスベっていたと思います。この漫画にギャグっているか?と思いました

パンイチでパンダの被り物をした不審者が学校内に侵入し、女生徒にセクハラをしようとしているシーンがあったのですが、唐突に「ハンターハンターのパロディ」が入って来て、意味が分からなかったです。

なぜ、あんな描写をいきなり入れたのか…

あまり、他の作品を引き合いに出すのは良くないと思いますが幼児化という設定の大人気コンテンツが他にあるだけに、その設定が被っている本作で安易なパロディをやるのは悪手だと思いました。

『キルアオ』の今後は

ここからは『キルアオ』の今後の連載について考えていきます

この作品は、7〜8巻以上続くと予想します

藤巻先生、やっぱり漫画描くの上手いし、自分の武器をしっかり分かっている作家だなと思いました!

前作の『ロボレーザービーム』よりも数段面白いと感じましたし、ロボが7巻まで連載されていた事を考えてもアンケやコミックスの売り上げも安泰でしょう(黒子の業績は本当に大きい…)

藤巻先生の武器は何と言っても「キャラの引き出しの多さ」なので、これからヒロインや敵キャラが出てくるのが、めちゃくちゃ楽しみですね!

シャーロックの独り言

今回はジャンプ新連載の『キルアオ』の初読感想を行いました

前作の「ロボレーザービーム」も結構面白かったですが、今回は誰もが楽しめる王道展開で勝負してきたので、かなり人気出るのでは?

一つ気になるのは、同じく殺し屋バトルアクションである『サカモトデイズ』との競合ですが、藤巻先生なら上手く差別化を図ってくると信じます

個人的には、結婚経験のある大狼に恋する中学生ヒロインとか出て来て欲しいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございます

ぜひ感想や考察などコメントして行ってください

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