依頼内容
火ノ傷の男について考察。
目次
火の傷の男
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
ONE PIECE第1056話で最後の赤い歴史の本文を探すキーマンとして”火ノ傷の男"という単語が登場しました
最終章で鍵を握る人物である事は間違いありませんがローやキッド達は既に"火ノ傷の男"という言葉を知っている様子でした
ロジャーたちが航海をしていた時に魚人島に存在していた赤い歴史の本文が現在は姿を消している事から"火ノ傷の男"が赤い歴史の本文を持ち去った可能性が高いです
その正体が謎に包まれている事から“火ノ傷の男”は自分が赤い歴史の本文を盗んだ際に怪盗のように「赤い歴史の本文は"火ノ傷の男”が頂いた」という言葉でも残しているのでしょうか?
また、読者と同様に麦わらの一味は”火ノ傷の男”という言葉すら誰も知らなかったので修行中の2年間に新世界に現れたの人物なのかもしれませんね
そんな”火ノ傷の男"ですが考察界隈を盛り上げており、その正体を沢山の人たちが考察しています
- ハグワール・D・サウロ
- 元大将青雉"クザン"
- スコッパー・ギャバン
などが候補に挙げられていますね
今回はネット上で探した限りでは"火ノ傷の男"の正体としては候補に上がっていない人物だと考察したので、その解説を行なっていきます
火の傷の男"ラミ"
"火ノ傷の男"はローの妹"ラミ”だと考察します
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
わかっていますよ、"火ノ傷の男"なのに女性で更に故人であるラミちゃんだと予想しているのはおかしな話ですよね
ラミは生きている
まず最初に確認しておきたいのが時系列です
フレンバンスが滅んだのはローが10歳の時なのでローの年齢が26歳である事から16年前であることがわかります
ラミが生きていれば20代前半くらいの年齢です
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
ラミは幼い頃に白鉛病を患い余命幾許も無い状態だったので普通に考えると20歳前半まで生き延びる見込みはありません
ましてやフレバンスが滅びた際には寝たきりのラミがいる病院(ロー達の家)には火が放たれラミは一人、業火に包まれてしまいます
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
この時ローは、外から燃える病院を見て「ラミが死んだ」と考えたようですが直接ラミの死亡を確認した訳ではありません
あくまでもラミの直接な死因となったのは火事だと考えられており、白鉛病で死んだ訳ではありません
裏を返せば火事現場から助かり白鉛病からも助かっているならば、"火ノ傷"にも繋がりますね
ラミを助けたのは革命軍
それではラミを助けたのは誰でしょうか?
ラミは白鉛病で動けないほど衰弱していたので、第三者からの助けがなければ火事からも助かる事は出来そうにありませんでした
フレバンスからラミを助け出すのは至難の業ですし、助け出せるとしても世界政府に喧嘩を売る様なものなのでそんな事をする人物は限られて来ます
以上の事からラミを助けたのはドラゴンだと考察します
当時は革命軍ではなかったと思いますが同志や資金、武器の調達に奔走していたはずですから、そんなドラゴンにとってフレバンスは重要地点だったはずです
また、フレバンスは地形からも人々を船まで運ぶ事が出来るならば、サボの様にドラゴンの能力で助ける事も可能なはずです
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
そして、ラミが革命軍により助けられたとするとラミが火ノ傷の男"と呼ばれている理由についても説明する事が出来ます
まず、"火ノ傷"についてですが、ラミは病院の火災により火ノ傷"を負ってしまったと考えると自然です(白鉛病の後遺症の可能性もありますがローに火傷の様な傷は見受けられないので除外して考えています)
また、革命軍から助けられたとすれば、白鉛病を治すためにイワンコフのホルホルの実の能力によって助けられたと思います
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
そして、革命軍に助けられた後で世界政府がフレバンスにした事を知ったラミは革命のための力を求めて女性である事をやめたのかも知れませんね
以上をまとめると
- 革命軍によりラミは救出された
- 火災により火ノ傷を負う
- ホルホルの実の能力で男になった
という考察となっています
ラミの重要性
ここからはラミというキャラクターの重要性について解説していきます
まず、ローの実の妹という事からラミの本名はトラファルガー・D・ワーテル・ラミであり『Dの一族』である事が分かります
Dの一族は作中でも数少ないですが、その中で女性で名前が登場しているのはエースの母ポートガス・D・ルージュとトラファルガー・D・ワーテル・ラミの二人だけです
そんな重要なキャラクターの生死がはっきりと描かれていないのに、生存説があまり見られないのが不思議なのですが、私はラミこそが最終章で鍵を握るキャラクターではないかと考えます
ローの反応
また、火ノ傷の男についてキッドがルフィたちに話した際にローが意味深な反応を見せています
(引用:ONE PIECE/尾田栄一郎/集英社)
尾田先生がどういう意図でローを描いたのかは不明ですが、私は「ローには火ノ傷に心当たりがある」という事を描写したと考えています
ここで考えたいのが最後の赤い歴史の本文に関わっている人物は”火傷の男"ではなく、"火ノ傷の男"である点です
「火ノ傷」という言葉に何か意味があるはずです
例えば、フレバンスでは「火傷」の事を方言で「火ノ傷」と呼んでいた場合だとローだけが意味深な表情を浮かべるのにも理解出来ます
ラミが海賊をしているローと再会するために、自分が歴史の本文の情報を所持していることをローにだけ「方言」で伝えている展開があると熱いですよね
まとめ
今回は火ノ傷の男"の正体について考察しました
簡単に要点をまとめると
- 『火ノ傷の男』はローの妹”ラミ"
- ラミは革命軍に助けられ男になった
- フレバンスの方言「火ノ傷」を使ってローに生存を伝えている
となります
シャーロックの独り言
今回はラミが火の傷の男であると考察していきましたが、ローの妹の存在を覚えている方って意外と少ないのでしょうか?
尾田先生は意外と目立たないキャラにスポットを当てそうな気もしているんですよね
もしもラミが火の傷の男ならローと長く同盟を組んでカイドウとビッグマムを倒した麦わらの一味にも最後の赤い歴史の本文についての情報を与えてくれそうですよね!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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