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【ジャンプ新連載初読感想#06】『一ノ瀬家の大罪』の初読感想!

今回は週刊少年ジャンプ2022年50号から始まった新連載『一ノ瀬家の大罪』の初読感想です

シャーロック
驚天動地の4in!ジャンプの凄さを感じるなぁ

あらすじ

一ノ瀬家の大罪

(引用:週刊少年ジャンプ2022年50号/集英社)

病室で家族に囲まれ目が覚めた主人公”翼”には記憶喪失になっており自分に関する記憶が消滅していた

翼は旅行中事故に遭い記憶を無くした様で取り囲む父母・妹・祖父母の五人の家族も翼同様に記憶を失っていた

「記憶が無くてもみんなが居れば大丈夫」そう考え帰路についた一ノ瀬家だったが………

感想

それでは『一ノ瀬家の大罪』の感想を語っていきます

作者のタイザン5先生は前作の『タコピーの原罪』が超有名なので、知っている方も多いですよね!一ノ瀬家もタイザン5節が炸裂している漫画でした

タイザン5の二作目としてタコピーファンの心をしっかりと掴むような一話だったと思います!

良かった点

コミカルにデフォルメされたキャラクターが展開の落差にインパクトを与えていると思います

一話目で時間があったという事もあり背景の書き込みが凄かったです。部屋の隅々まで書き込まれていたのでページに何秒も止まって見入ってしまいました

あと、専門的な事は分からないのですが家族が病室で長テーブルを囲むシーンと物が散乱している自宅の長テーブルの見開きの構図がすごいと思いました

また、この見開きを二連続で載せる事で一ノ瀬家の期待が潰える演出がされていてタイザン5先生の技を感じましたね

話についても家族六人の話もしっかり練り込まれていそうで期待感は高まりました。週刊連載の作品なので謎解き要素を入れてきたのは上手いと思いました

悪かった点

悪かった点ですが、作品を単体で見られない点ですね

これは『タコピーの原罪』という前作が大ヒットした事が影響しているのですが、『一ノ瀬家の大罪』を読む時に脳裏で「タコピー」や「タコピーの作者」という情報がチラついてしまいます

『一ノ瀬家の大罪』というタイトルからジャンプ編集部やタイザン先生もタコピーの知名度を使おうと考えているのでしょう

(きっとジャンプを毎週購読していない層へのプロモーションにもなるでしょうし、それに対しては全く文句はないのですが………)

この為か作品の展開に一喜一憂することがタコピーの大罪ほどは無いかなと感じています。冷めるほどでは無いのですが、「まあ、その展開だよね」と読み味が薄くなってしまう印象を受けました

『一ノ瀬家の大罪』の今後は

ここからは『一ノ瀬家の大罪』の今後の連載について考えていきます

7巻で円満完結する作品になると予測します

タイザン先生は短期で高火力な作品を連発する事で真価を発揮する作者で一ノ瀬家もそうなる作品だと思っています

タコピーは上下巻で完結しましたが流石にジャンプ本誌でそれは打ち切り以外では無いはずです

そして『一ノ瀬家の大罪』というタイトルからも分かるように7つの大罪がモチーフになっていると考えます

家族の人数も六人なので七巻完結というのが最も良い落とし所だと思っています!

シャーロックの独り言

今回はジャンプ新連載の『一ノ瀬家の大罪』の初読感想を行いました

やはりタコピーで得た認知度は大きなアドバンテージですね。安定した面白さでアンケートも獲得していくと思います

4inでより激戦区なるジャンプですが打ち切られる事はないでしょう。読者を驚かせるような展開に期待したいです

最後まで読んでいただきありがとうございます

ぜひ感想や考察などコメントして行ってください

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