依頼内容
1865年4月15日の調査。
目次
アンディ誕生
アンデラにアニメ化が噂されていますが今回は原点回帰ということで初期からの伏線1865年4月15日に起こった出来事を考察していきます
今回、提唱するのは『リンカーン否定者説』
アンディの最古の記憶は1865年4月15日ワシントン.D.Cですが、これは現実世界でアメリカ大統領エイブラハム・リンカーンが死亡した日と場所です
またUMA"秋"編でアンディの過去を巡った風子がフォード劇場前でヴィクトルと出会いヴィクトルが「ここから先は俺の記憶だ」と話した事からもアンディが1865年4月15日に誕生した事は明らかでしょう
(引用:アンデッドアンラック/戸塚慶文/集英社)
アンデラ世界は2020年にタピオカが流行していたりピーターパンの本が存在していたりと現実世界との出来事がほとんどリンクしているのでフォード劇場でリンカーンが暗殺され、その事がアンディの誕生に関係している事もほとんど確定的だと思います
ヴィクトルの封印
アンディが誕生したという事は同時にヴィクトルが封印された事を意味します
ヴィクトルを封印出来る人物は誰なのか?僕はジュイスであると考察していたのですが最新話でジュイスがヴィクトルを封印した事が確定しました
(引用:アンデッドアンラック/戸塚慶文/集英社)
しかし、今回ループについても詳しく説明がありヴィクトルは地球の誕生から恐竜の時代を経て44億年間もループしているジュイスを待っていた事も判明しました
現在のループが100回目なのでトータルすると100×44億年=4400億年間、ヴィクトルはジュイスを待っていた事になります
(引用:アンデッドアンラック/戸塚慶文/集英社)
大半の人はヴィクトルやばすぎる!と思うでしょう
僕も初めはそう思いましたが、少し考えてみると『ここまで精神が強いヴィクトルが神の攻略を諦めた』事実に違和感を持ってしまいました
そして、もう一つ疑問が残るのは『幾ら相手がジュイスだからとヴィクトルが易々と人格を封印される様なスキを見せるか』です
スポイル戦でヴィクトルが顕現した時は円卓の全メンバーで対処にあたりやっとの事でアンディの人格を取り戻す事が出来ました
ジュイスだけでヴィクトル封印は不可能でしょう
つまり、ヴィクトルが
- 神の攻略を諦める
- ジュイスに封印される隙が生まれる
この2つの条件を満たす出来事が1865年4月15日のワシントン.D.Cで起きたと推測出来ます
ワシントン.D.Cでリンカーン暗殺
そして1865年4月15日にワシントン.D.Cで起きた事といえばリンカーンの死ですが、この出来事によりヴィクトルは考えを改めたと思います
もしそうならば、何度も仲間達と別れを繰り返したヴィクトルがリンカーンの死亡にそこまで動揺した理由が必ずあるはずです
(引用:アンデッドアンラック/戸塚慶文/集英社)
その理由こそが『リンカーン否定者説』の根拠となっています
ではリンカーンは何の否定者だったでしょうか?
ヴィクトルが隙を見せる程の動揺する否定能力だという事はリンカーンが死ぬとは考えられない様な能力だったはずです!
それの能力こそが『不滅』だと考察しました
その根拠について説明していきます
リンカーンは不滅の否定者
リンカーンが不滅の否定者である理由ですが以下の4つが挙げられます
- ヴィクトルが取り乱す人物
- ルインはループをしていない
- 初代一心の存在
- ペナルティによる"人種"の追加
ヴィクトルが取り乱す人物
先ほども話した通り1865年4月15日に起きたリンカーンの死はヴィクトルにとって記憶を封印される隙を見せるほど動揺する出来事だったといえます
何度も仲間と死別してきたヴィクトルがどうしてそこまで動揺したのか?
僕はヴィクトルがリンカーンの死を想定してなかったからだと考えます
そして不死以外に死なない否定者は"不滅"です!
(引用:アンデッドアンラック/戸塚慶文/集英社)
不滅の否定者はラグナロクを越えられないとしても不死のヴィクトルとは他の否定者よりも長い間、時間を過ごす事が出来るはずです
そんな不滅のリンカーンが死亡したとするとヴィクトルが動揺する理由としても納得出来る気がします
リンカーンの死が神殺しを果たす為には必要だと知ってしまったヴィクトルは神の攻略を諦めループの中で永遠を過ごす事を決めたのかも知れないですね
ルインはループをしていない
またビリーとルインの戦いでジュイスが過去のループを通じてルインの存在を知らない事が新たに判明しました
つまり"不滅"の否定者ルインは今回のループで初めて否定者に選ばれた存在である可能性が高いです
しかし、これまでのループの中で"滅び"という理は追加されず不滅の否定者が存在していなかったとは思えません
なのでこれまでのループでは他の不滅の否定者が存在しており、それがリンカーンだったという考えに至りました
今回のループでリンカーンが死亡した事で初めて生まれた存在がアンディであると考えると新しい不滅の否定者のルインをジュイスが知らなかった整合性も取れますね
初代一心の存在
そして歴史上の偉人である"リンカーン"が否定者だった事を考える上で参考にしたいのが"初代一心"山岡鉄舟の存在です
(引用:アンデッドアンラック/戸塚慶文/集英社)
山岡鉄舟は不壊の否定者でしたが江戸城無血開城を成し遂げた幕末の偉人でもあります(本当に存在します)
詳しくはコチラ
アンデラ世界では山岡鉄舟の不壊の鎧で『江戸城無血開城』が達成されましたが組織により情報統制され事実は改変されています
この事から『リンカーン暗殺』という歴史的な出来事もUMAや否定者たちが関わり事実は改変されている可能性は高いと思います
そして次に話しますがこの暗殺にはUMA"人種"が大きく関わっていると考えています
UMA"人種"とリンカーン
リンカーンは黒人奴隷の解放宣言が最も有名ではないでしょうか?
そしてアンデラ世界で黒人奴隷制度が生まれたのは恐らくUMA"人種"が課題の"罰"として追加されたタイミングです
課題失敗で追加される"罰"には世界を滅ぼす力がある事が判明しておりUMA"銀河"が追加され宇宙人が地球にやって来た時はジュイスが対処に当たりました
(引用:アンデッドアンラック/戸塚慶文/集英社)
UMA"人種"も同様に追加される事で奴隷のいる世界に改変され奴隷制度は世界が滅びる戦争に繋がる可能性があり、その対処にリンカーンが当たったのではないでしょうか
そして、リンカーンはUMA"人種"を倒すことは出来なかったが世界を守る事には成功し死亡した
しかし、その出来事は一般人に知られてはいけない為、組織によって我々が知っている事実に上書きされられたと考えます
リンカーンの死は罰"のUMAによるものだと考えると不滅の否定者のリンカーンが死亡するというのもありえる様な気がしますね
まとめ
長くなりましたがざっくりと僕のイメージする100回目のループで起きた出来事についてまとまていきます
1800年〜
- ヴィクトル・リンカーン・ジュイスら組織が課題に挑む
1865年4月1日
- 罰UMA"人種"の追加
1865年4月15日
- 罰による世界滅亡が阻止されるも不滅が死亡
- ルインに不滅の能力が発現
- ヴィクトルは絶望しジュイスに手をかけるも記憶を封印される
- アンディの人格が誕生
リンカーンの死・アンディの出現によりジュイスの知らない神を倒せる世界線に
とこの様になるのでは無いでしょうか?
最後に…
最後に少しだけおまけとして、否定者と名前の関係についても考察していきたいと思います
しばしば否定者の名前と能力名にはリンクが見られますが不滅の否定者"ルイン"は少しだけ特殊で"滅び"とそのままの意味になっています
ではリンカーンはどうでしょうか?
少し無理があるかも知れませんが
リンカーン→リインカーン→ルインカーン
とアンルインの否定者でもおかしくない気がします
シャーロックの独り言
今回はアンデラの一番の伏線とも言える1865年4月15日の出来事について考察していました
リンカーンが関係する事は確かなはずなのですがヴィクトルが一回のループでジュイスに会うために44億年も待っていると考えると神殺しを諦めるのは違和感を感じずにはいられませんね
ここは作品の一番の伏線だと思うので他の考察も沢山あると思いますが現状の僕の考察はこんな感じですかね!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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