今回からジャンプで新連載が始まった作品の感想を綴って行こうと思います
※第一話に限定した感想なので二話以降の感想を発信する事は考えていません
記念すべき第1回目の作品ですが2022年WJ23号より連載される『すごいスマホ』です!
目次
『すごいスマホ』の感想
(引用:週刊少年ジャンプ2022年23号/集英社)
子供の頃に弟が失踪し元気の無くなった秀才の主人公"Q"が世界の全ての情報を検索する事が出来る"すごいスマホ"を手に入れる事で物語は始まります
現代版デスノートといったところでしょうか?
事件を解決していきながら"すごいスマホ"の正体を探っていくという話になりそうです
それでは感想を述べていきたいと思います
まず一番初めに度肝を抜かれたのが作品名の『すごいスマホ』です
分かりやすいと言えば分かりやすいのですがジェンプ漫画は固有名詞がタイトルである事が多いので驚きました
ジェンプも年々変わってきているんですかね
本編は原作と作画に分かれているので話の構成や画力は高かったと思います
よくある導入としての第一話としては可もなく不可もなくといったところでしょうか?
ヒロアカやブラクロの一話を読んだ時の様な衝撃もなければ十週で打ち切られた漫画の一話を見た時のガッカリ感もありませんでした
しかし僕は主人公をはじめとしてキャラクターが弱いと感じてしまいました
主人公には「頭がいい」「弟が失踪して無気力」などの属性が与えられています
この「頭がいい」設定で話を進めていくのは、読者は主人公を"夜神月"や"石神千空"と比べたりより効率の良い案を模索したりとハードルが高い様に感じました
しかし主人公"Q"には"夜神月"ほどの頭の良さや"千空"ほどの前向きさを感じませんでした
他の漫画と比べてしまうのは良くないのですがどうしてもキャラの弱さは気になってしまいました
そして話の作りとして"Q"が話をするのが"すマホ"(すごいスマホの略称)である事が多いので、絵面が同じ様になってしまいキャラクターとセリフのバランスが崩れてしまうのが懸念されると思いました
原作と作画が分かれているという事なのでココは上手く処理をして欲しいですね
あと"すマホ"の検索機能を使う事で人助けをしながらをポイントを集めていく事で物語が展開していくと思うのですが、"すマホ"のポイントを集める最終的な目的を早く明確にしていた方が良いと思いました
ここまで悪い所を列挙していく様な形になりましたが良いと思った部分もあります
絵は基本的に柔らかい画風が続くのでシリアスな場面でのQのキメ顔のギャップが良かったです
これから連載が続く上でいい演出が見れる事を願っています
あと、"すマホ"の効果音の見せ方が良かったです
『すごいスマホ』の今後は?
ここからは"すごいスマホ"の連載についての僕の考えを述べていきます
結論から言うと連載はかなり厳しくなる様に感じています
1話を読んだ時点での感想なので肌感覚的なものも多分に含んでいますが…
今のジャンプでは10週打ち切りの様な事はないと思いますが次の改訂からは厳しくなると予想します
主観ですが話の展開上、本筋に触れる様な内容は早く出す事は出来ないと思いますが事件を解決していきながらじわじわと出すよりもざっくりといいのですマホの目的に触れていった方が読者も何をしたいのか理解出来るのではないでしょうか
シャーロックの独り言
今回は『すごいスマホ』の一話の初読感想をしてみました
これまでの感覚だと長期連載は厳しいと感じましたが読み続けてみようとは思った作品でした
また新連載が始まると初読感想をしたいと思いました
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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