みなさんこんにちは
漫画探偵"シャーロック"です!
今回はジャンプで毎年開催されている一大イベント金未来杯(ゴールドフューチャーカップ)について語っていこうと思います。
目次
エントリー作品
今回開催された金未来杯には6つの作品がエントリーされました
エントリー作品
- 絵に描いた餅を描いた餅
- 根暗闇蔵
- LIFE LIAR FROM HELL
- NEON VAMPIRE
- 恋の曜日の世崎さん
- 隣の尾副川
金未来杯とは
この記事を読んでいただいている方には説明不要と思いますが念のため金未来杯について軽く説明しておきます。
金未来杯とは2004年から開催されている複数の読切作品をジャンプ本誌に掲載し読者アンケートにより賞を競うグランプリです。
過去に賞を受賞された先生は「ベルゼバブ」の田村先生、「ぬらりひょんの孫」の椎橋先生、最近では「仄見える少年」の後藤先生、松浦先生、「レッドフード」の川口先生などジャンプで連載を獲得されています。
今回はエントリーNo.5の「恋の曜日の世崎さん」についての記事です!
恋の曜日の世崎さんのあらすじ
(引用:恋の曜日の世崎さん/白咲しろくま/集英社)
あらすじ
「恋なんてしない。」「自分はリア充には慣れない。」そんな思いを抱きながら学校生活を送る星巻の最悪は隣の席の世崎さんが死ぬほど可愛いことだった。
隣の席になって一ヶ月、星巻は世崎さんの性格が曜日によって変化していることに気が付いてしまう。
月曜日から土曜日まで何かに取り憑かれた様に性格が七変化する世崎さんを見て毎日を過ごす星巻はふいに日曜日の性格を知りたいと思い…
白咲しろくま先生コメント!
(引用:恋の曜日の世崎さん/白咲しろくま/集英社)
白咲しろくま先生のプロフィール | |
誕生日 | 秋頃 |
趣味・特技 | コーヒー |
好きな漫画 |
ONE PIECE |
邪神ちゃんドロップキック |
読者の皆さんへ一言
初めまして、しろくまと申します。
楽しんで頂ければ嬉しいです。
なんだか金未来杯の中で最も謎に包まれた先生ですね
好きな漫画の幅が広いなぁ
恋の曜日の世崎さんの感想
(引用:恋の曜日の世崎さん/白咲しろくま/集英社)
ここからは個人的な感想です
このの作品は新感覚ラブコメでした
曜日によって性格が変化するヒロインというのはありそうで無かった設定ですね。
連載を取れたら話の展開はしやすいのかなと思いました。
まず良かった点ですがヒロインが可愛かった
絵柄とヒロインの基盤となる性格が凄くマッチしていて不思議ちゃんなヒロインの魅力を何倍にも引き上げていると思いました
あと、「星巻」や「世崎七色」というネーミングセンスも世界観とマッチしていて良かったです
人狼・吸血鬼・宇宙人・天使・たぬき・小悪魔という六つの憑依体のデザインや特性も差別化出来ていて誰かがどれかに刺さるのでは無いかと思いました
あとは劣等感の強い星巻の視点で話が進められていくので世崎さんが決め台詞言うシーンや必殺技を放つシーンもよりキラキラした演出が出来ていたと思います
では次に悪かった点ですが少し詰め込み話を過ぎていました
この曜日毎に性格が変わるヒロインの設定は斬新で面白いんですが如何せん属性が6つあるので、6人全員を読切で描こうとし本軸の話が薄くなってしまった印象でした
もちろん、連載を考えて6つの属性を練ったと思うのですが読切では、どれか1つに絞って深掘りしてみても良かったのかなと思いました
最後は全員を一気に憑依したモードを披露していたのですが、読者にとって今回の読切の話もこんな感じで、属性をまとめて一気に出されて物量で押し切ったなという印象でした
連載をした時に平均的な一話の純度はどれくらいなのかが良く分かりませんでした
今回の金未来杯の中では連載出来そうな作品に分類されると思ったので個人的には、そこが一番気になりました
総評としては斬新なラブコメで連載したらどうなるのか少し気になる作品でした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回はエントリーNo.6「隣の尾副川」について感想」を綴っていきたいと思います!
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