依頼内容
「存在しない記憶」について考察。
みなさんこんにちは
漫画探偵"シャーロック"です!
今回は虎杖と戦った東堂葵と脹相の脳内に突如として現れた「存在しない記憶」は一体何なのか?考察していきたいと思います
目次
シャーロックの考察
それでは最初に僕の考察の結論を述べると
「存在しない記憶」は最期に祖父が虎杖にかけた呪いで
その呪いは虎杖が死に直面した時に条件を満たせば発動すると考えています
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
呪術廻戦の最新話では虎杖の出生について確信に迫るような偽夏油の発言や正体判明がありました
なので偽夏油が「存在しない記憶」を仕込んでいたという考えもありましたが、これは芥見先生のミスリードであると考えます
もちろんその考えを否定するつもりは毛頭ありません
では何故その考えに至ったか?について説明します
重要となるのは
- 虎杖爺ちゃんの遺言
- 東堂と脹相の共通点
- 八十八橋での伏線
- 乙骨憂太と折本里香の例
です
存在しない記憶についての情報
まずは「存在しない記憶」についておさらいしましょう
「存在しない記憶」とはその名の通り虎杖との存在しない記憶が脳内に溢れてくるもので
東堂や脹相は虎杖との間に勝手に絆が生まれています
現在、その発動条件は不明で虎杖は自覚すらしていません
ちなみに虎杖の中にいる宿儺も脹相が「存在しない記憶」により混乱した事に疑問を抱いており彼の術式である可能性は薄いです
それでは東堂と脹相の二人に「存在しない記憶」が発動した時に何が起こったのか見ていきます
Case1 東堂葵
京都姉妹校交流戦で足止めの為に東堂と戦っていた虎杖
しかし東堂相手では武が悪く、更にその裏では東堂以外の京都の生徒が虎杖暗殺に動いており取り囲まれていました
そんな時に東堂からどんな女が好みかと質問され
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
「尻と身長のデカい女の子」と答えた虎杖でしたが
その瞬間に東堂の中で「存在しない記憶」が溢れ虎杖は地元じゃ負け知らずの親友になっていました
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
そして覚えておいて欲しいのですがこの時、東堂は(西宮がいた)上空を見上げ涙を流しており
次の瞬間に虎杖は四方を取り囲まれ京都校からの総攻撃を向けられます
そしてそんな虎杖を"不義遊戯"により東堂が助けました
Case2 脹相
渋谷事変で弟の仇を討とうとする脹相と出くわし戦う虎杖
しかし肝臓を貫かれて死を覚悟します
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
殴り合いの末に敗北した虎杖に止めを刺そうと近づく脹相
すると脹相に虎杖が弟という「存在しない記憶」が溢れ
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
混乱してしまった脹相は止めを刺さずに一時戦線を離脱してしまいます
その後は偽夏油と戦っている虎杖の元へと訪れ偽夏油の正体を知り虎杖が自分の弟であることを確信します
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
本人は「存在しない記憶」については"赤血操術"の影響により弟である虎杖の死を感じ取ってしまったからと言う答えを出しました
東堂葵と脹相の共通点
これらのことから「存在しない記憶」の発動条件について仮説を立てて見ました
それは虎杖と戦っている相手が虎杖の死を感じた時に発動と言うものです
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
脹相は言わずもがな東堂も「存在しない記憶」が発動した際に上空を見上げています
この行動は東堂が感極まって見上げていたとも考えられますが先ほど言った通りその時に上空には西宮がいました
更にこの時、虎杖が吹き飛ばされた事により周辺の木が倒れ上空から確認出来るようになっていました
それにより西宮が上空から虎杖の位置を把握し他の京都の生徒が取り囲む事が可能となります
偽夏油戦などでも同様な奇襲作戦を立てている事から京都校の常套手段である事が伺えます
なので暗殺計画を知っていた東堂は上空の西宮を確認して虎杖の死を感じてしまったのでは無いでしょうか?
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虎杖爺の遺言
虎杖の祖父は1話の時点で入院しておりかなり容体が悪かったのか死亡してしまいます
入院していた事から何らかの病気であった事が考えられますが自分の死期を悟っていたかのように虎杖に死ぬ直前に両親の話をしようとしていました
しかし虎杖はそれを聞く事はしませんでした
渋谷事変で偽夏油が虎杖にした「我ながら流石と言うべきか宿儺の器タフだね」発言
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
素直に受け取ると虎杖は偽夏油により宿儺の器として生み出されたという事でしょう
そして祖父は短期で頑固者で虎杖以外に見舞いに訪れる人がいないような人物だったようです
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
目的は不明ですが偽夏油が虎杖を天涯孤独だった祖父に育てるように仕組んだのかもしれません
少し本題の「存在しない記憶」から外れましたね
本題に戻ります
虎杖は祖父の死ぬ間際に遺言を残されています
「オマエは強いから人を助けろ」
「手の届く範囲でいい救える奴は救っとけ迷っても感謝されなくてもとにかく助けてやれ」
「オマエは大勢に囲まれて死ね俺みたいにはなるなよ」
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
こう話すと虎杖の祖父は帰らぬ人となってしまいました
虎杖は遺言通りに人を助ける為に行動するようになります
本人も面倒くせえ呪いがかかっていると言うほど祖父の遺言は虎杖の中で大切な様です
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
注目したいのが大勢の人に囲まれて死ねという言葉です
これが僕の考察する「存在しない記憶」の発動条件"虎杖と戦っている相手が虎杖の死を感知じた時"の根拠となっています
「存在しない記憶」により東堂や脹相は虎杖との絆が形成されていますよね
つまりは虎杖が死ぬ時に孤独のまま逝かないように左様しているのでは無いでしょうか?
そして本人は気づいていませんが人を助けると言う事が実は縛りになっているのでは?
八十八橋での伏線
最後にこの話をする上でとても大切となってくる内容が出てくるのが第56話"起首雷同-弍-"です
依頼を受け伏黒の地元の八十八橋での呪いの調査をする1年'sたちに
補助監督の新田ちゃんが川や境界を跨ぐ彼岸へ渡る行為は呪術的に大きな意味を持つという事を話します
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
また八十八橋の呪霊の術式のタイプも大切です
八十八橋の呪霊の呪いはマーキングをしている人の内側から発動するというものでした
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
これで内側から発動するタイプの呪いは存在するという事が証明されました
また乙骨憂太も折本里香へ呪いをかけています
(引用:東京都立呪術高等専門学校/芥見下々/集英社)
更にこれは乙骨は自覚すらしておらず里香が彼岸へ渡る際に無意識にかけた呪いです
これらの事から虎杖の祖父が死ぬと言う彼岸へ渡る行為をした際に放たれた遺言が呪術的に大きな意味を持ち
無意識の内に虎杖の中に「存在しない記憶」のマーキングがされたと言う風に考えた訳です
シャーロックの独り言
今回は虎杖の「存在しない記憶」についての考察をしていきました
「存在しない記憶」は初め東堂がただのやばい奴扱いされていたのに脹相にも発現した事で完全に何かあることが判明しましたよね
最近では偽夏油の正体が判明した事で彼が虎杖を作ったのでは無いかと言う考察がされ、ならば「存在しない記憶」がと言う考えが主流?なのでしょうか?
初めに言った通りその考えを否定するつもりは全く無いですがどちらにしても偽夏油が虎杖を作ったのならば虎杖のじいちゃんは鍵を握る人物となりそうです
また死ぬ前に意地でも虎杖の両親の話をしようとしていた事から何かある事は間違い無いと思いますが…
渋谷事変も佳境となって来ましたしアニメ二期も始まりました
これからも呪術廻戦から目が外せません!!
最後まで読んで読んでいただきありがとうございます!
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