みなさんこんにちは
漫画探偵"シャーロック"です!
今回はジャンプで毎年開催されている一大イベント金未来杯(ゴールドフューチャーカップ)について語っていこうと思います。
目次
エントリー作品
今回開催された金未来杯には5つの作品がエントリーされました
エントリー作品
- VROOM!!!
- 人造人間100
- 失恋ビギニング
- SNOW SMILE
- ヨド・ビーナス
金未来杯とは
この記事を読んでいただいている方には説明不要と思いますが念のため金未来杯について軽く説明しておきます。
金未来杯とは2004年から開催されている複数の読切作品をジャンプ本誌に掲載し読者アンケートにより賞を競うグランプリです。
過去に賞を受賞された先生は「ベルゼバブ」の田村先生、「ぬらりひょんの孫」の椎橋先生、最近では「仄見える少年」の後藤先生、松浦先生、「レッドフード」の川口先生などジャンプで連載を獲得しています。
今回はエントリーNo.1の「BROOM!!!」についての記事を書いていこうと思います!
BROOM!!!のあらすじ
(引用:BROOM/町田麗弥/集英社)
あらすじ
自動操縦技術の発展し運転、操縦という概念は失われた22世紀
乗物たちは突如として人間たちに牙を剥いた
自動操縦を司るAIの暴走が原因と推測される乗物獣たちは人間たちに赤い煙を吐き迫り、文明は瞬く間に崩壊
そんな世界を流浪する兄妹"カタナ"と"ハル"はある日、倉庫で自動操縦技術を搭載しない旧世代の自動二輪を発見する
自動操縦を搭載しない為、乗物獣化した旧世代の自動二輪通称"ギョロ目"は自分の意思では動けずに主人公"カタナ"の操縦を必要としていた
しかし乗物獣によって家族を失った"カタナはどうしても乗物獣である"ギョロ目"を受け入れる事は出来ず、妹の"ハル"はやって来た乗物獣に攫われてしまう
"ハル"を助けるために乗物獣である"ギョロ目"と手を組む事に葛藤する"カタナ"
しかし可能性を信じて前に進む事を選択し見事"ハル"の救出に成功
"カタナ"は未来を勝ち取る為に戦う事を決意する
かくして"カタナ"と”ギョロ目”による人類反撃の狼煙は上げられた
町田先生コメント!
(引用:BROOM/町田麗弥/集英社)
町田先生プロフィール | |
誕生日 | 3月5日 |
趣味・特技 | 映画鑑賞 |
好きな漫画 | DRAGON BOLL |
読者の皆さんへ一言
1P読んで頂けるだけでもありがたいです。
楽しんでもらえたならこの上なく幸せです。
とても謙虚ですね!
僕はもう既に3回読ませていただきましたよ!
町田先生の漫画が連載される事を願っています!
BROOM!!!の感想
(引用:BROOM/町田麗弥/集英社)
ここからは個人的な感想です
まず、率直に熱くて面白かったです
ザ・王道漫画というような話の展開でしたね!
そして画力もとても高く、乗物(特にバイク)に対する熱い思いも感じ取れました
当たって砕けろとラストページのシーンは鳥肌ものです
ギョロ目のキャラクターも確立されていて読者受けしそうだと思いました
そして乗物が敵という設定もありそうで無かった設定なので斬新な感じがして王道な展開でもワクワクしながら読む事が出来ました
エントリーNo.1に相応しい作品だったのではないでしょうか?
あと個人的にカタナがハルを助けに向かったシーンのボン!の一コマが一押しです
この先生は天才だ!と思いました
DBの少年編を彷彿とさせますね
ただ一点だけ気になったのはキャラの弱さです
乗物が主軸となる話なので特に人間のキャラが弱く見えました
これでは連載を勝ち取った時に少しアンケートが厳しくなってくると思います
主人公"カタナ"のキャラクターは魅力的だと思うのですがヒロイン"ハル"はもう少し掘り下げていてもいいのかなと思いました
ハルは主人公が葛藤した末に戦う事を決意するきっかけになるキャラなので存在感はもっと示して欲しいです
そしてハルにも何か戦いに秀でた能力が一つあったらいいなと思いました
主人公たちの時代に生き残っている人間は長い時間、乗物たちの追跡から逃げ延びた人たちなのでもう少し凄みみたいなものがあってもいいと思います
冒頭にやられてしまった女性なんかも一方的にやられてしまっていたのが少し気になりました
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回は江ノ島先生の「人造人間100」について感想を綴っていきたいと思います!
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