みなさんこんにちは
漫画探偵"シャーロック"です!
今回はジャンプで毎年開催されている一大イベント金未来杯(ゴールドフューチャーカップ)について語っていこうと思います。
目次
エントリー作品
今回開催された金未来杯には5つの作品がエントリーされました
エントリー作品
- VROOM!!!
- 人造人間100
- 失恋ビギニング
- SNOW SMILE
- ヨド・ビーナス
金未来杯とは
この記事を読んでいただいている方には説明不要と思いますが念のため金未来杯について軽く説明しておきます。
金未来杯とは2004年から開催されている複数の読切作品をジャンプ本誌に掲載し読者アンケートにより賞を競うグランプリです。
過去に賞を受賞された先生は「ベルゼバブ」の田村先生、「ぬらりひょんの孫」の椎橋先生、最近では「仄見える少年」の後藤先生、松浦先生、「レッドフード」の川口先生などジャンプで連載を獲得しています。
今回はエントリーNo.2の「人造人間100」についての記事を書いていこうと思います!
人造人間100のあらすじ
(引用:人造人間100/江ノ島だいすけ/集英社)
あらすじ
"理想の人間"に憧れ囚われた博士は数多の人造人間を作り続けるも"理想の人間"には程遠くとうとう100体目の人造人間が完成すると博士は死んでしまった
残された人造人間たちも"理想の人間"に憧れ囚われ博士の悲願を叶える為に散り散りに
人造人間たちはより優れた人間の肉体を求めて人々を襲い、ある一族の惨殺事件がきっかけとなりその存在は世間に広く認識されるようになる
その事件の唯一の生き残り八百あしびは不老長寿と謳われていたその一族の中でも特別頑丈な身体を持っていた
その身体が成熟し"優れた肉体"になったら身体を捧げる事と引き換えにあしびは人造人間No.100と人造人間を根絶やしするという約束をする
取引に応じた人造人間No.100はあしびと共に人造人間の起こした事件を探し放浪する
そんな人造人間への復讐を誓うあしびと極上の肉体を得る為の人造人間No.100の旅は続く
江ノ島先生コメント!
(引用:人造人間100/江ノ島/集英社)
江ノ島先生プロフィール | |
誕生日 | 1月22日 |
趣味・特技 | 睡眠・肩を凹ませる |
好きな漫画 | 鋼の錬金術師・OP・鬼滅の刃 |
読者の皆さんへ一言
拙いと思いますが、1ページだけでも楽しんで頂けたら嬉しいです!
特技の方を凹ませるってどんな感じなんでしょう
とても気になりますね
人造人間100の感想
(引用:BROOM/江ノ島だいすけ/集英社)
ここからは個人的な感想です
話の設定はありがちでしたがしっかりと内容がまとまっていて読みやすく感じました
特にモブキャラの人造人間に姉を殺されたパン屋さんの女の子や主人公の心情が丁寧に描かれていたのでキャラクターにも親しみを感じました
そして人造人間たちの感情の欠落による不完全さや人間との違い、残虐性なども表現出来ていて世界観もうまく作られていたと思います
一押しなのはNo.100の考えがあしびの身体を大切にする(自分のものになるから)と一貫しているところです
ギャグにも見えますが人造人間の非人間性や二人の関係性の象徴だと思います
しかし、僕は江ノ島先生の過去作の「頭のない二人」と読み味が似ていて少し残念でした
個人的には「頭のない二人」の方が面白かったです!
「人造人間100」はやはり主人公"あしび"のキャラが弱すぎます
それこそ「鋼の錬金術師」のエドとアルくらいの力関係でも良いんじゃないでしょうか?
週刊少年ジャンプで主人公のキャラの弱さは致命的だと思います
主人公の心理描写が上手く描けているだけに残念に思いました
そして思ったのが話の盛り上がりがないです
シナリオに抑揚がなくただ淡々と話が進んでいる様な気がしました
読切作品なので最後に盛り上がる山場を持ってきて欲しいです
また、主人公サイドに最高性能である人造人間No.100がいるのも連載したらネックになるポイントかもと思います
人造人間は奪った身体次第で性能があがるという設定にするとNo.100のパワーアップが難しくなりますし
博士が人造人間No.100を造った日に死んだという設定を生かしてNo.100は未完成だけど一番の潜在能力を秘めているとかの設定にした方が連載向きだと思います
でも最近のジャンプに相棒ものって少ないので連載したら楽しみですね!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回は一ノへ先生の「失恋ビギニング」についての感想について感想を綴っていきたいと思います!
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