依頼内容
"十種影法術"の残りの式神について考察。
目次
十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)とは
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
"十種影法術"は影を媒体として式神を召喚し使役する術式で手で式神を模した影絵を作り出し式神を召喚します
詳しく知りたい方はコチラ
式神の種類は"十種影法術"という名の通り十種類
しかし始めから使う事が出来るのは玉犬と呼ばれる白と黒の二匹の犬の式神だけです
他の式神を使える様になるには調伏の儀と呼ばれる儀式でその式神を倒す必要があります
現在、伏黒が使う事の出来る式神は六体のみで歴代"十種影法術"使用者が誰一人調伏する事の出来なかった魔虎羅を除く残り三体の式神を伏黒は調伏出来ていません
今回は残り三体の式神が何かを考察していきます!
式神の傾向から考察
現在判明している式神は玉犬(黒/白)・鵺・大蛇・蝦蟇・脱兎・満象・魔虎羅の七体
(引用:呪術廻戦/芥見下々/集英社)
傾向を見ていくと式神は日本の神話や伝説などに関連した動物が多い様に思われます
また"十種影法術"が伝統を重んじる禪院家の相伝術式である事から残りの三体の式神は日本風な動物であると考えられます
今回の考察では式神の傾向から動物に絞り考察していきます
ネタ被りの概念から除外する動物
結論から先に言うと僕の考える残りの式神は猪・蛞蝓・狐です
猪(いのしし)
まず、なぜ猪と考えたのか説明しますね
呪術は時代が進めば「呪いのビデオ」などの様にニューテクと絡む事があります
美々子のカメラを媒介とした術式などがそれに当たります
この様な術式は保守派、つまり御三家からは嫌われている様です
逆に言うと禪院家相伝の"十種影法術"は日本の昔ながらの呪術という事になりますね
そして猪は日本最古の歴史書"古事記"で度々、山の主として登場する様です
この猪の神が『もののけ姫』にも登場する「おっことぬし様」ですね
古事記で猪は怒り狂っている事が多い様なので昔の人々は猪を恐れそれが術式に反映されたのかもしれません
蛞蝓(なめくじ)
次に蛞蝓について説明していきます
まず蛞蝓について動物なのか疑問に思う方もいるかもしれませんが生物学上"軟体動物"に分類される動物です
蛞蝓の考察理由は三竦み(さんすくみ)です
三竦みとは蛞蝓・蛙・蛇それぞれが天敵同士で互いに動きが取れない事を表している言葉なのですが伏黒の式神に既に蝦蟇(カエル)と大蛇(ヘビ)がいる事から蛞蝓(なめくじ)もいるはずだと考えました
三竦みの関係はジャンケンが一番分かりやすいと思うのですが昔はジャンケンの事を虫拳と呼び「グー・チョキ・パー」の代わりに「蛞蝓・蛙・蛇」が使われていたそうです
狐(きつね)
最後に考察するのは狐ですがこれは自信があります
まず影絵で最も最初に思い浮かぶ動物といえば"キツネ"では無いでしょうか?
更に狐は稲荷神社の象徴としても有名です
また御三家の五条家が"菅原道真"を祖先に持つのに対し禪院家の祖先だと思われるのが"安倍晴明"です
安倍晴明も式神使いなのでそこが"十種影法術"のモデルとなっているのかもしれません
この安倍晴明ですが"白狐"が母親であると言う伝説が残っており狐とはとても関係の深い人物です
そして、その末裔である禪院家の相伝術式が動物の式神を操る術式なのでその中に狐が居ないとは考えにくかったです
以上のことから残りの式神は猪・蛞蝓・狐の三体だと考えました
おまけ
最後におまけとして式神の名前についても軽く考察してみます
式神の名前は「玉犬」・「脱兎」・「満象」など『漢字+動物名』という作りになっています
では今回考察した猪・蛞蝓・狐の名前はどうなるでしょうか?
少し考えた結果こうなりました
- イノシシ→猪夕(ちょゆう)
- ナメクジ→蛞蝓(かつゆ)
- キツネ→白狐(びゃっこ)
実際に考察が当たっていたとしても名前まで当てるのは不可能だと思うので特に深い意味はありません
式神
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僕の考察ではこうなると言うことですね!
シャーロックの独り言
今回は伏黒の術式の残りの式神について考察していきました
他にも沢山候補があったのですが
- カラス→冥さんの術式
- 牛→五条家の祖先"菅原道真と関わりの深い動物"
- 四獣に関する動物→イノタクの術式
などネタ被りになってしまうので没になったものも沢山あるんですよね
皆さんも是非色々考察してみて下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ぜひ感想や考察などコメントしていって下さい!
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